玄関・廊下
— ブックデザインをアクセントに
玄関には、クラシックな佇まいにユーモアを添える"ブック"モチーフのモンキーランプとサイドキャビネットをスタイリング。訪れる方の目を引く、印象的な玄関に。さらに、リビングへと続く廊下には、同じ”ブックシリーズ”の2パネルスクリーンをコーディネート。玄関からの流れを大切にしながら、次の空間への期待を自然と引き出すような演出を加えました。
リビングルーム
— 格式ある家具が映し出す空間美
ダイニングとひと続きになったリビング空間もまた、K様の美意識が息づく、落ち着きと格式を備えた設えに。ジョージアン様式の趣を大切にしながら、くつろぎの場としての心地よさと楽しさを意識して、空間を構成しました。リビングルームには、玄関・廊下からのつながりを意識し、洋書を模したブックのデザインをアクセントにしたカクテルテーブルとTVボードを配置。空間全体にストーリー性をもたせています。
壁面には、ソファやカーテンと色調を合わせた“鷹匠”のシノワズリ・アートパネルを設置し、静かな存在感で空間を引き締めました。ソファサイドには、貝を張り込んだシェードが美しいバルーンのランプを置き、クラシックの様式に遊び心を添えています。
ダイニングルーム
— ジョージアン様式の趣が息づく空間
ダイニングルームは、K様が気に入っておられる、英国人デザイナー スティーブン・チャーチが手掛けるジョージアンスタイルのダイニングテーブルとチェアを中心に、最適な家具のレイアウトをプランニングしながら、インテリアデザインをご提案してまいりました。施主であるK様の知的なお人柄が映し出されるような、上品なカラースキームを大切にしながら空間を構成。
ダイニングルームの壁面には、時代背景や様式を考慮し、英国の伝統色を美しく表現するファロー&ボールを採用。一部にはアクセントクロスを取り入れ、空間にドラマティックな見せ場をつくりました。また、天井にはモールディングを施し、巾木も変更することで、お部屋全体のグレード感を高めています。
カーテンには、花と植物がグラデーションで描かれた美しい生地を選び、たっぷりとしたドレープでエレガントに。上飾りには光沢のあるベルベットを使用し、色と素材の変化で品よくまとめました。
寝室
— 英国の伝統色で彩る、寛ぎのプライベートルーム
ベッドルームのテーマカラーは、K様のお好きな「赤」。このお部屋には、英国ファロー&ボール社の「ピクチャーギャラリーレッド」をご採用いただきました。決して派手すぎず、マホガニー材との相性も良い、英国らしい落ち着いた色合いが空間に気品を与えています。
ベッド、ベッドサイドチェスト、ランプは、この空間に合わせて新たにご新調いただきました。クラシックなデザインと深みのある赤のトーンが調和し、洗練された雰囲気に仕上がっています。
カーテンには、K様がお好みのフローラル柄の刺繍を施した贅沢な生地を採用。さらに、ベルベット素材のトリミングを施したカットバランスを加え、上質感をプラスしました。ベッドカバーもカーテンと調和するようデザインし、テーマカラー「赤」が効果的に生かされた、ラグジュアリーで格調高いベッドルームとなりました。
書斎
— 思索と安らぎが調和するワークスペース
K様が以前リビングでご使用されていたデスクとチェアは、新居のベッドルームに隣接
する書斎スペースへと場所を移しました。
デスクは、ダイニングテーブルセットと同様、英国人デザイナー スティーブン・チャーチの手によるクラシックスタイルの逸品。美しい木目と繊細な細部が、空間に重厚感をもたらしています。
チェアは、英国スペンサー伯爵家ゆかりの「オルソープ・コレクション」よりダイアナチェアを選定。優雅で格式ある佇まいが、静謐な書斎の雰囲気を一層際立たせます。
どちらもK様にとって大切な家具で、新しい空間でもその存在感を保ちながら、くつろぎの時間を演出しています。
落ち着いた赤をアクセントに、思索と安らぎが調和する、まさにK様だけの特別なワークスペースとなりました。








